北川クリニックの先代でもある私の父は、この高槻市の地で昭和28年から肺ガンで急折する昭和53年まで、内科、外科、小児科と専門を問わず、地元のかかりつけ医として診療を行っていました。 その父の後ろ姿を見ながら、小学校から大学まで“地元・高槻っ子”として育った私は、気づけば医者になり、父の遺志を継ぎ、父と同じ場所で北川クリニックを再開院することになったのです。そして、医大時代から小児科専門医であった私は、昔の父を知る患者さんに多数ご来院いただき、内科も診察するようになりました。 今では、生後1カ月にも満たない赤ちゃんから90歳を超えるご老人まで、幅広く診察させていただく日々です。 また、開業後は高槻市の予防接種と乳児医療の理事を10年間担当させていただき、現在行われているMRワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、4種混合ワクチンなどの新しいワクチンの導入、普及に尽力してきました。そこで培った専門分野の知識を生かして診療しておりますので、赤ちゃんの予防接種についてご不安をお持ちのご両親も安心してご相談ください。今後も総合的な診療を行い、誰でも気軽に受診できるファミリークリニック作りと、地元に貢献できるファミリードクターを目指して、末長く地域医療にかかわっていきたいと思います。